壁紙を貼り替えて心機一転、健康にも気を使った素材を!
壁紙の交換時期はどれくらい?
寒冷地がもたらす壁紙への悪影響と交換のタイミング。
壁紙には耐久年数があることをご存知でしょうか?経年とともにクロス自体が劣化してくるため、定期的な壁紙の貼り替えが必要になります。
天井や壁紙に使われるクロスは素材にもよりますが、おおよそ約5年から10年が交換のタイミングと言われています。
目立った汚れがなくても、生活の中でタバコなどの臭いを吸収したり、目に見えない汚れがしみついていたりします。
特に北海道は冬季の結露やすが漏れが原因で壁紙が湿気てカビが生えたり剥がれてしまうなどの冷害的な事例も多く見られます。
そうなってしまうと根本的な解決が必要になりますので、クロスの貼り替え時には一度業者に確認してもらうと良いでしょう。
クロスを交換することで簡単にインテリアの雰囲気を変えることが出来ますし、年々耐久性や防水性、抗アレルギー性、またコロナ禍に
おいては特に抗菌に優れた壁紙も人気があります。
貼替えた方が良い症状や注意点
経年数にこだわらず壁紙を貼り替えた方が良い症状。
◆壁紙に目立つ汚れがある。
◆湿気により変色したり壁紙が剥がれてきた。
◆表面によれやしわが出てきた。
◆ひびや穴ができた。
◆継ぎ目の汚れが見られる。
◆防水や消臭といった機能が働かなくなった。
左枠で述べた約5年から10年のリフォームのタイミングを待たずとも、壁紙や天井の貼り替えリフォームをおすすめします。
壁紙クロスの交換は一部のみでなく、家(部屋)全体で行うのがベストだと言われています。
汚れや傷みが気になる箇所だけをリフォームすると、新しくした部分と古い他の部分との違いが目立ってしまいます。
天井を含め、同時に全体的な壁紙リフォームを行えば、複数回に分けて行うとより費用を抑えることもできるでしょう。
見た目、デザインだけでなく主要な壁紙の種類と特性を知ろう!
ビニールクロス
塩化ビニール樹脂などを主原料とし、最も多く使用されている壁紙です。特性上デザインや色調も豊富で安価ですが、有害物質のホルムアルデヒドが接着剤に含まれるためアレルギー持ちの方やシックハウス症候群などは注意が必要です。
織物(布)クロス
織物クロスには、木綿・麻など自然素材のタイプや、パルプ・ポリエステル・レーヨンなどの化学繊維を使用した不織布壁紙、シルク・サテン素材などがあります。 高級感や重厚感があり、ゆったりとした雰囲気で和室などにもよくマッチします。
木質系クロス
木質系壁紙は銘木シートとコルクシートの2タイプがあり、薄くスライスした天然木やコルクに紙やアルミを裏打ちして作られます。カントリー調や温かみのある内装にしたい方にはオススメです。ビニール系のクロスよりは多少高価になります。
オレフィン系クロス
オレフィンとは簡単に言うとプラスチックの一種でポリエチレンなどの合成樹脂が主原料でビニールクロスに近くなります。手入れが簡単で表面の強度も高くて、デザインも豊富で環境に優しいので子供部屋などにも適しています。