フローリングには大きく2種類の材質があります!
@無垢(単層)フローリング
無垢フローリングとは。
100%の天然木からできている無垢フローリングには、木ならではの優しい印象で暮らしに癒やしをうるおいを与えてくれます。
さらに木は天然の素材のため、建材として加工されてもその特性を失いません。天然木の持つ優れた特性は屋内でも十分に発揮されます。
特性その1「調湿性能」…暑い夏は湿度を吸収し、寒い乾燥する冬は湿気を放出します。
特性その2…「肌さわり」さわった際の感触が本当に気持ちがいいのも無垢フローリングの特徴です。
合板は無機質な手触りですが、無垢はほんのりと温かみを感じることができます。 特性その3「経年でより味わい深く」…天然の木材である無垢は、経年するごとに色が少しづつ変わっていきます。
これは木材が劣化するわけではなく、紫外線を受けて成分が変化するためです。
この色合いの変化が、無垢の床を味わい深い雰囲気に変えてくれるのです。
A複合(合板)フローリング
複合(合板)フローリングとは。
合板フローリングは、名前の通りベニヤ板を何枚か貼り合わせて厚みを出した上に、0.3mm〜2mm程度の薄い天然木を貼って形成します。 板を貼り合わせるために接着剤が使われています。
また、反りや収縮のリスクが少なく、安定しています。
耐衝撃性、耐摩耗性、抗アレルゲンなどの機能を向上させている製品も数多くあります。
傷や凹みが付きにくい商品が多数あるため、お子さんやペットが過ごす部屋、キャスターのある椅子や家具を使う空間などにも適していると言えます。
加えて3種類のタイプがあり、
@無垢材のような質感の挽き板タイプ。Aカラーバリエーション豊富な突き板タイプ。B本物の木板は使用しませんが比較的安価で石目調や抽象柄など多彩なデザインのシートタイプ
があるので、ご予算や子供部屋やダイニング等の使用する特性に合わせて選べます。
その他の4種類の床材と特徴を知って、部屋の用途に合った最適なリフォームを!
クッションフロア
クッションフロア(CF)はビニール製の床材で防水性が高く、木目調・タイル調などのデザインが豊富です。クッション性があり、比較的安価で防水・防音・防汚性が優れていますのでお子さんやペットが暮らすご家庭にも最適です。
フロアタイル
フロアタイルは、塩ビ素材の床材で、木目調・石目調などのバリエーションが豊かで、天然素材のような見た目で高級感があります。 クッションフロアと似た魅力を持っていますが、クッション性はなく土足も可能なため店舗の床などにも人気です。
カーペット
カーペットは、他の床材と比較すると水濡れなどに弱くメンテナンス性が劣りますが、高級感を出すことができるため客間などに適しています。断熱効果が高く防音性にも優れていますので好みの足触りの素材で床を張る事ができます。
畳(タタミ)
和室では定番の畳ですが、たたみの傷み具合によって新調や表替えなどを使い分けることも可能です。程よい弾力性があり暑い夏は湿気を吸ってくれるので、手触り・足触りが良く素足で生活する日本の環境に適しています。